ムラサキ科 ムラサキ(紫草)の苗
古くから日本全土に広く分布する多年草で、以前は山地や草原に自生していましたが、現在は絶滅が心配されています。万葉歌人がムラサキを詠んだ歌は17首あり、額田王の歌はよく知られています。ムラサキの根は紫根と呼ばれ、江戸時代には江戸紫色の原料として用いられました。また、生薬としても利用され解熱、解毒薬とされ、肉芽の発生を促すことから軟膏にして外用されるようです。生薬名は紫根(しこん)・硬紫根(こうしこん)。別名:ムラサキネ(紫根)、ネムラサキ(根紫)
花期:6月(関東平地基準)
花色:白色
草丈:50~70cm
鉢(苗ポット)サイズ:3号(直径9cm)
■購入時のご注意■
野草は、一般的に開花時期をすぎますと地上部が徐々に枯れていきます。
特に、春の商品は初夏に地上部がなくなるものもあり、ご購入時期によっては花姿が貧弱に見えることをご了承ください。
多年草(宿根草)ですから、地上部が枯れても地下に栄養を蓄積し、翌春に芽を出すサイクルとなっています。
夏・秋の商品を含め、冬季(11月~翌3月)には地上部はありませんが、この時期のご購入・配送は最適となります。