日本の野生ラン アコウネッタイラン(あこう熱帯蘭)の苗
アコウネッタイランは、日本では沖縄島と石垣島、西表島に分布し、低地の自然林の林床に生え、石灰岩地を好む多年草です。茎は細くて硬く、花序を含めて２～５葉をやや接して互生します。葉は長楕円状心形～披針形で数本の主脈と縦じわがあります。花は茎を抱く新葉の間から花茎を出し、茎頂に穂状に白い花が付きます。唇弁の先端は濃黄色。生息状況は、沖縄島では数ヶ所、石垣島では２ヶ所で確認されいるそうで、西表島の現状は不明。もともと自生地と個体数が少ない野草で、絶滅が心配されています。
花期：8～9月(関東平地基準)
花色：白色
草丈：15～30cm
鉢(苗ポット)サイズ：3号(直径9cm)
■購入時のご注意■
野草は、一般的に開花時期をすぎますと地上部が徐々に枯れていきます。
特に、春の商品は初夏に地上部がなくなるものもあり、ご購入時期によっては花姿が貧弱に見えることをご了承ください。
多年草(宿根草)ですから、地上部が枯れても地下に栄養を蓄積し、翌春に芽を出すサイクルとなっています。
夏・秋の商品を含め、冬季(11月～翌3月)には地上部はありませんが、この時期のご購入・配送は最適となります。
